お金・投資

今は終了のつみたてNISAの運用成績を公開

みなさんこんにちは。

エルです。

今回は初めてやった資産運用である『つみたてNISA』の運用成績と、初めて投資信託をやって難しかったことを書きたいと思います

つみたてNISAは投資の初心者にとって非常によくできた仕組みだったので、我々にも継続できました。

そして新NISAとなった今もなお、つみたてNISAは全て保有中です。

選んだ商品は、私が楽天VTIで夫が先進国株式インデックス(除く日本)です。

それ以外は購入していません。

当初はS&P500とオールカントリーを検討していたのですが、いざ購入するとなると夫婦で再度検討して決定しました。

理由としては楽天VTIのほうが幅広く市場をカバーできること、先進国株式インデックス(除く日本)のほうがオールカントリーより勢いがあるのではないかと思ったからです。

とはいえ、初心者だったのでほぼ選択は直観に近かったのであまり深い意味はありません。

どれを選んでもそれなりに成果はでるはず…と初心者ながら期待を込めて購入していました。

それらを保有して、どのくらい成長したのか見てみましょう。

つみたてNISAはどのくらい成長した?

■楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
評価額:4,467,690円
評価損益:2,471,039円 ←増えた分
評価損益率:123.76%
取得価格:1,996,651円
平均所得単価:15,270円
基準価格:34,170円
保有数:1,307,489円

■eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)
評価額:4,385,403円
評価損益:2,388,752円 ←増えた分
評価損益率:119.64%
取得価格:1,996,651円
平均所得単価:15,703円
基準価格:34,419円
保有数:1,271,463円

2倍とまではいきませんが、それに近い数字です。

つみたてNISAを始めてから、年間投資上限の40万円満額を夫婦で行った結果です。

コロナ前から始めていたのですが、いろんな波を耐えました。

非課税期間が20年なので、売却せずにこのまま期間いっぱいまで運用させるのが良いでしょう。

初めて投資をして難しかったことは?

つみたてNISAは投資の初心者にぴったりの制度なので、始めることに迷いはなく

「早く始めないと!今まで知らなくて損した!」

と思うほどでした。

つみたてNISAは投資信託が中心で長期・分散に向いた商品が揃っていることと、非課税なので利益も出やすくなっているのがポイントです。

また、少額からでも投資が可能で、自動積立にすれば手間もかかりません。

私は楽天証券でNISA口座を開設しましたが、操作性も良くページも見やすくておすすめです。

そのため、つみたて投資をはじめるにあたり、難しかったことは特にありません。

むしろ難しかったのは、投資を始めてからの気の持ちようでした。

長期の積み立て投資のコツは、

「とにかく買って買って、買い続けて、でも絶対に売却はしない」

それだけです。

そんなの簡単じゃないか!と思いますよね?

私もそう思いました。

しかし、それが意外にも難しいのです。

まず、つみたてNISAを始めた当初はよく夫婦ともにマイナスになりました。

初心者ながらマイナスの洗礼を食らってしまい、精神的にも不安に陥りました。

「いつまで、どのくらいマイナスになるのだろう…」

と毎日証券口座を眺めていました。

「もういっそのこと、マイナスが浅いうちに早く売却して違う商品にしたほうが良いのだろうか…」

と夫にも相談しました。

しかし夫は、

「マイナスは下がっているときだからむしろ買い時だしそれはそれでラッキーだと思ったほうがいい。上がったときの幅も大きくなるし」

という言葉に励まされてなんとか乗り切りました。

そして積み立てをしていくうちに、大きな下げがやってきてもプラスで終わるようになりました。

ただ、そうなると今度は

「プラスに転じているうちに利益を確定させたほうがいいんじゃないだろうか?」

と思うようになりました。

しかし、ここでまた夫に、

「今利確したら複利の効果がないから絶対にダメ。持ち続けないと投資信託をやる意味がない」

という言葉で我に返りました。

そう、投資信託をやる前に勉強したはずのことが、いざ自分が投資を始めるとなかなかセオリーを守れない。

「目先の利益を取りたくなってしまうこの気持ちを常に制しないといけないし、もういっそのこと、証券口座を見ないほうがのかもしれない…」

そう思うのですが、当時は成果を見ることが私にとっては一日の楽しみでした。

本当は投資信託は積み立ての設定をして、そのまま忘れるくらいがちょうどいいのですが、調子がいいときもついつい見たくなってしまうものなんですよね。

投資を始めて思ったことは、百聞は一見に如かずということです。

いくら勉強して頭で理解できても、自分の気持ちを制御できずにセオリー通りに判断できないことがあります。

個別株をやる人にはそれぞれの信念ややり方があると思いますが、長期の積み立て投資の勝ちパターンはやっぱり

『買い続けて売らない』

それしかないと思います。

しかし、それが本当になかなか難しいものなんですよ。

それに、投資信託に慣れたら今度はその変化のなさに少しずつ飽きがきて、もっと投資をやりたい!という気持ちになってきます。

それはまた別の機会に書きたいと思います。