みなさんこんにちは。
エルです。
資産形成ってしていますか?
いろんな方法があると思いますが、今だとやっぱり新NISAではないでしょうか。
ちなみに私がNISAをはじめたころはまだ『つみたてNISA』の時代でした。
今回は、資産形成を考えたきっかけと、そもそも投資って何?について書きました。
貯金だけで大丈夫?入籍後に資産形成を考えたわけ
夫と入籍する前、私は奨学金の返済をしていました。
奨学金の返済額は毎月約18000円でした。
当時の給与は手取り21万円だったので、毎月の出費となると痛いものです。
それに入籍するまでには清算してしまいたいという思いがありました。
貯金は約400万円ほどあり、奨学金の残債は200万円だったため、思い切って全額を繰り上げ返済することにしました。
既に夫と同棲していたので生活費の負担が軽くなっていたのでまさに返済しどき。
ということで自分でも意外と早く奨学金を返済することができました。
しかし返済するとやはり貯金が心もとなくなり不安が押し寄せる…。
これから結婚式もあるし新婚旅行だって行きたいし子どもだってできるだろうし…。
そうなるとさらにお金がかかるが、何かいい方法はないだろうか?
そう思った私は、当時話題だった『つみたてNISA』を思い出しました。
そもそもNISAって何だろう…とまずは検索。
NISA(ニーサ)は、少額からの投資を行う方のために2014年1月にスタートした「少額投資非課税制度」です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がつけられました。
これは金融庁がNISAについて記載している内容です。
正直、あまりよく分からないですよね。
もっと詳しく簡単に説明してくれ…!とさらに検索するとNISAとはこういうものらしいです。
・投資で得た収益は本来なら約20%ほどの税金がかかる
・しかしNISA口座で投資した場合の利益は非課税
・ただし投資できる金額の上限は年額40万円まで(※つみたてNISAの場合)
とのことでした。
しかし当時の私はこれでもピンとこず、
「そもそも投資って何だろう?」
と思いました。
「投資って何?それって株のこと?株なんて私のようなど素人がやっても失敗するだけ、とっても怖いギャンブル」
そう思っていました。
なぜそういう思考になっていたかというと、ドラマや小説などで、
「株で失敗して大損した!」
というフレーズがわんさか登場したからです。
世間では株で得るお金は汚いものだし、そういう人間も汚いというイメージがこの日本には根付いているような気がしました。
まず、投資という言葉は
将来の資産が増えることを期待して自分のお金を投じること
らしいです。
そしてその投じる先が、株式や投資信託や証券や不動産や金などがあるようですが、株以外知らなかった私…。
つみたてNISAでは主に投資信託がメインです。
金融庁が定めた一定の要件を満たす商品しかないので、買えるものは限られていますが非常に堅実なものばかりだそうです。(※ちなみに新NISAでは個別株も買えます)
つまり…つみたてNISAで株を買うことはないみたいです。
投資信託とは簡単に言うと
プロにお金を預けていろんな株や債券に分散して運用してもらう仕組み
です。
自分で株を買うのではなく、プロが株を買って運用してくれるので非常に素人向けです。
私はずっと株を買ったり売ったりして儲けるものだと思っていたのですが、投資信託のようにずっと買い続けて長く積み立てて利益を得るというやり方があるということに衝撃を受けました。
また、つみたてNISAは金融庁が厳選した商品ばかりなので、買った商品が大損することも少ないことはメリットです。
もちろん投資に絶対はないというリスクはありますが、当時はそのくらいしかリスクは思いつきませんでした。
自分が素人だったので怖いもの知らずだったのかもしれませんが、こうやって調べていくと投資信託がつみたてNISAに選ばれるのも納得でした。
政府は投資初心者がNISAを始めることを目的にしているはずです。
今後は年金も当てにできないから自分で資産を形成してくれよ!
っていうメッセージなのかもしれませんね。
こんなに投資初心者の私に始めやすい環境を作ってくれるなんて…!もうこれに乗っかるしかない。
そう思い、まずは投資を始めるにあたり夫に相談です。
※今なら「政府がすすめるものだから怪しい!」なんて声がありますが、当時の私は疑いもしませんでした。
NISAをやるなら夫婦で!夫を説得
つみたてNISAをはじめるにあたって、まずは夫の同意が必要です。
もちろん始めることには同意の必要はありませんが、やはりつみたてNISAと言えどもリスクが伴うので夫には知らせておくべきだと思ったのです。
それに二人でやるほうが効果も感じられるだろうし、やるなら夫婦で!と思っていました。
しかし私も当初に感じた株は悪というイメージが夫にもあるかもしれません。
そう思うと、とつみたてNISAをやることの切り出し方も重要だと思いました。
あまりに押し付けがましく誘ったらちょっと怖いですもんね。
私だったら引いてしまうかもしれません。
なので、まずは自分がもっとつみたてNISAについて知らないといけないと思いました。
利点を述べるのはもちろんですが、欠点についてもしっかり伝えられるようにならないと説得力がないと思ったからです。
とつみたてNISAについて一通り調べ、どんな質問をされても答えられるようにしました。
それらの情報をPCでまとめて、まるで上司にプレゼンするように資料を用意し、夫を待ち構えました(笑)
そしていざ、夫にとつみたてNISAについて切り出すとまさかの返事が。
「とつみたてNISAは俺も気になっていた!でもまだあんまりよく分からないから説明して!」
とのこと。
こ…これは僥倖!
話が早いじゃありませんか!
ということで、わりとあっさり夫婦でNISAを始めることが決まりました!
ちなみに私が楽天のヘビーユーザーだったので楽天証券に決めました。
なのでネットで申し込みを行いました。
自分で行うと手数料もかからないし自宅で完結できるので私としては非常にラクチンでした。
たぶん1週間か2週間ほどで開設ができたと思います。
これでNISAを始める準備が整いました。
証券口座が開設できたので、いよいよどういう商品をいくら買うのかを決めていきます!
今回のポイント
- つみたてNISAには投資信託しかない(新NISAは個別株もあり大幅に変わっている)
- 投資信託は株式投資とは異なりプロが運用してくれる
- NISAをやるには必ず証券口座が必要
- 投資初心者でもNISAが始められるようになっている