不妊治療

全然妊娠しない!③転院編

みなさんこんにちは。

エルです。

今回は不妊治療について書いていきたいと思います。

非常に長くなるので記事をいくつかに分けて書きたいと思います。

3回の人工授精もあっけなくリセットで終わり、医師もお手上げな状態でした。

たぶんこのクリニックでこのまま人工授精を続けても成果はでないかもしれない…。

もっと高度な医療を扱うクリニックへの転院を決意しました。

新たなクリニックは体外受精もできるところへ

転院を決意したものの、いきなり体外受精をやるのはまだ勇気ができない…。

とりあえず、体外受精もあるけど最初は人工授精からチャレンジしたいと思いクリニックを探しました。

しかしクリニックは非常にたくさんあります。

東京でも非常に有名なクリニックはいくつかあり、そこを調べるとやはり非常に高い…。

ちょっとそこに手を出す勇気はないかな。

そう思い、まずは家からも職場からもアクセスが良くて、夫の職場からも近いところにクリニックはないかと検索しました。

するとひとつ条件に合うクリニックがありました。

体外受精もやっていて、評判も良いのでここに決めようと思いました。

そしてすぐに電話をして予約をしました。

今回は非常に大きなクリニックで、予約が込み合っているため現在はタイミング療法は受付をやっていないそうです。

人工授精以上を対象にしていたのでなんとか予約は取れましたが、混雑は必至という感じがします。

新たなクリニックでの治療を開始

新たなクリニックは以前と比べると非常に大きく、待合も広くてシステム化されています。

不妊治療以外の治療は受けつけていないため、まさに不妊治療専門のクリニックです。

初診でしたが、webで問診表を出していたので受付はすんなり終わったのですが、このクリニックは非常に待ち時間が長かったです。

前回のクリニックはすぐに診察してもらえたのでこのギャップが最初は辛かったです。

しかしいろんなブログを見ていると、不妊治療のクリニックの待ち時間は非常に長いとのことだったので、このくらいは当たり前なのかもしれません。

いよいよ診察に呼ばれると、前回のクリニックで行った検査結果をもとに医師と話が進みます。

「検査結果などを見る限り、妊娠できないことはなさそうですね。人工授精を3回やったとのことですが、こちらでも人工授精から希望されますか?」

と言われたので、

「今周期からやりたいと思っています」

と言いました。

「もう少し検査が必要なので採血は必要ですが、人工授精をやるための検査は前院でやっているので、たぶん今周期からできると思います。人工授精からだと旦那さんとも顔合わせが必要になるので、次回は一緒に来院できますか?」

と言われ、かなりスムーズにことが運びました。

転院のタイミングも良かったのかもしれません。

足りない項目だけ採血して検査をすることになりました。

そしてこの検査結果で『ビタミンD欠乏』ということが判明しました。

ビタミンDが足りないと妊娠しづらいため、サプリによって摂取して補うことになりました。

もしかして、これが原因かもしれない…!

また一つ新たな原因を発見できました。

そしてクリニックで販売しているサプリを購入して飲むようにしました。

新たなクリニックで人工授精

タイミングよく今周期から人工授精ができるとのことで、さっそく夫と一緒にクリニックへ行きました。

特に検査はないのですが、人工授精以上になると夫婦の顔合わせが必要とのことでクリニックへ出向かなければなりません。

夫には半休を取ってもらい二人でクリニックへ行きました。

そして医師と三人で顔合わせが済み、私だけ残って卵胞の状態をエコーを診てもらいました。

順調に卵胞が育っているとのことで予定通り人工授精ができそうです。

前クリニックと異なる点としては、排卵を誘発するレトロゾールを使用することと、採精がクリニック内でできることです。

レトロゾールは生理開始から5日目あたりから5日間服用します。

ちなみにこの誘発が間に合わなくても人工授精は可能です。

このようにクリニックによって方針が異なるので、やはり転院することも有効だと感じます。

そして当日は夫とクリニックに出向き、夫は採精して私は洗浄が済むまで待機です。

そのあとはいつも通りカテーテルで注入し終了です。

やっていることは前クリニックと同じですが、誘発剤や採精の環境によって少しでも妊娠の確率が上がるかもしれません。

新しいクリニックの人工授精でもやはりダメ

転院して人工授精をやったにも関わらず、いつもと変わらずリセットになりました。

妊活をして何度期待を裏切られたことでしょう…もちろん自分の身体なので自分の責任なのですが。

不妊の原因をさぐるため、さらに検査を重ねるか、もういっそのこと体外受精に進むか…体外受精も4回目になるので検討したほうがいいかもしれません。

ということで、さっそく医師に相談してみました。

「まだ若いから人工授精でも問題なさそうですが、もう4回目なのでそろそろ体外授精にステップアップしてもいいかもしれません。検査をするのは体外授精で効果が出なかった場合でもいいかもしれません。妊娠をお急ぎなら、まずは体外受精をやることが一番の近道だと思います」
とのことでした。

ということで、人工授精は打ち切りついに体外受精に踏み出すことにしました。

しかし体外受精に切り替えると、さらにお金がかかるので夫にも相談しました。

夫もその頃は非常に強力的になってくれていたので、反対はしませんでした。

しかし

「身体は大丈夫なの?」

という心配はしてくれました。

確かに私もそれが心配でした。

人工授精の医療介入はせいぜい精子の洗浄と注入くらいでしたが、体外受精となると非常に大きく介入します。

採卵は手術なので静脈麻酔も使ったりします。

そのことについては一応検索して知識はありましたが、いざ自分が受けるとなるとかなり大事だと感じます。

しかし、これ以上人工授精で止まってはいられません。

体外受精にステップアップすることを決意しました。